前の日曜日に女子フィギュア・スケートのグランプリシリーズ第4戦フランス大会を見ていたら、新実さんの名前が出てきて驚きました。
浅田真央さんが優勝しましたが、4位に入ったスイスのサラ・マイアー選手がフリー演技のBGMに新実さんの曲を使っていたのです。
調べたら、「La Folia in Black for violin and piano」と「Red Autumn for violin and piano」と載っていました。 http://www.isufs.org/bios/isufs00002388.htm
Blue Starさんの情報によると、この2曲は元々『白いうた 青いうた』の中の「中世風」と「われもこう」を器楽曲にしたものということです。
今月29日から始まるグランプリシリーズNHK杯仙台大会にもマイアー選手が出場しますので、ご覧になって聴いてみて下さい。
「ミシェル・ルグラン&グランドオーケストラ JAPAN TOUR 2007」を11月1日(木)に聴いてきた報告です。当然のことながら、すべてルグラン作曲の曲で構成。
ルグランとの共演が実現するとは思ってもみなかったことでした。
1部の途中でクミコさんが出てきて、昨年劇団四季も上演したミュージカル「壁抜け男」から「オーディナリーマン」、そして「リラのワルツ」を唄いました。
なかなか曲が決まらなかったので大変だったでしょうが、堂々としたものでした。
グランドオーケストラの伴奏はなく、ルグランのピアノ、村上“ポンタ”秀一のドラムス、坂井紅介のベース伴奏でした。
「リラのワルツ」の最後で、ルグランの唄との掛け合いもあり、なかなか良かったですよ。
「リラのワルツ(La Valse Des Lilas)」は聞いて初めて分かりました。
英語名で言えば、「Once Upon A Summertime」でした。
いろいろなジャズ系の演奏家や歌手が取り上げています。
マイルス・デイビスやオスカー・ピーターソン、歌手では、トニー・ベネット、ジューン・クリスティ、カーメン・マックレイ、サラ・ヴォーン、ブロッサム・デアリーといったところでしょうか。
マリア・ファラントゥーリ(Maria Faratouri)というハスキー・ヴォイスの大好きなギリシャ人歌手がいるんですが、その英語版がとってもいいんです。泉さんも二宮眞知子さんの伴奏で弾いてよく知っている「汽車は8時に発つ」というミキス・テオドラキスの名曲を最初に唄った歌手です。